こんにちは、サトケン(@Life_Fukuoka)です。
私は2020年3月に
東京から福岡・博多(1000km以上の遠距離)へ引っ越しました。
詳しい話はこちらの記事にまとめているので
興味ある方は是非読んでみてください。
【体験談】東京から福岡へ移住。引っ越し費用・準備・手順の全記録【2020年3月】
今回はその中でも
「フリーランスが保証人不要で賃貸の審査に通過する方法」について話します。
私はお部屋探しをしている当時、以下のような状態。
- フリーランス
- 独立1年未満
- 安定収入なし
- 24歳
- 独身
- 貯金あり
- 保証人なし
ですが私は、こんな状態から
以下のような物件に引っ越すことに成功。
- 礼金なし
- 仲介手数料なし
- 更新料なし
- 契約期間の縛りなし
- 保証人なし
- 家賃は東京在住時より安い
- 広さは30㎡以上
- 駅から5分圏内
- 空港から20分圏内
- 宅配ボックスあり
- バス・トイレ別
- 自動お湯張り機能あり
- 追い焚き機能あり
- 浴室乾燥機能あり
- 床暖房あり
初めに言っておきますが
必要なものは「貯金(最低限150万あると安心)」です。
ということで
フリーランスで賃貸の審査に悩まされている方は
ぜひこの記事を参考にしてください。
<この記事はこんな人にオススメ>
- 引っ越しを検討してる人
- フリーランス、自営業の人
- 安定収入がない人
- 勤続年数が短い人
- 賃貸の審査に通らずに困っている人
- 保証人がいない人
- 初期費用を下げたい人
サトケンが選んだ物件って何?
今回私が選んだ物件は
ズバリUR都市機構の賃貸住宅です。
と言ってもほとんどの人は
UR都市機構をあまり知らないと思います。
ということで
まずはUR都市機構について解説します。
「UR都市機構」って何?
UR都市機構は愛称であり、その正式名称は
「独立行政法人都市再生機構」。
↑こちらはUR賃貸住宅のCM↑
URを知らない人にイメージを聞くと、、、
というあまり良くないイメージを持っている人もいるようです。
なぜURは古くてダサい団地のイメージなのか?
「URの物件は古くてダサい団地のイメージ」に関しては
UR都市機構の前身となる「日本住宅公団」が関係してると思われます。
<日本住宅公団>
日本住宅公団(にほんじゅうたくこうだん)は、かつて存在した特殊法人。(中略)住宅に困窮する勤労者のために住宅及び宅地の供給をおこなってきた。
引用元:日本住宅公団|Wikipedia
このときに作られた建物をURが管理しているため
「UR=古くてダサい団地」のイメージが持たれているのです。
私も初めはこの写真のような団地のイメージを持っていました。
家賃はちょい割高、ご近所トラブルは場所による
「家賃が高くて、ご近所トラブルがありそうなイメージ」に関しては
前者は「やや当てはまる」、後者は「場所による」という感じです。
ただ、家賃はちょい割高な分
最新の快適な設備が整っているので文句なしです。
UR賃貸住宅の審査条件は明確
つづいて、UR賃貸住宅で普通に入居審査を受ける際の
審査条件に関して説明します。
まず、基本的な申込条件2つは以下。
- 日本国籍の方、またはURの定める資格を有する外国人の方
- 申込者の毎月の平均月収が基準月収額以上であること
1つ目の条件はほとんどの人が大丈夫だとして
問題は2つ目の条件ですよね。
普通の不動産屋ではこの条件が不明瞭ですが
URではその基準というのも明確に数字が決まっていて
以下のようになっています。
家賃額 | 基準月収額(年収÷12) |
8.25万円未満 | 家賃の4倍 |
---|---|
8.25万円以上〜20万円未満 | 33万円(固定額) |
20万円以上 | 40万円(固定額) |
この条件から考えてみると
家賃が低いほど審査が厳しく、家賃が高いほど審査がゆるくなってますね。
という人も安心してください。
そんな人のためにあるのが
この記事で紹介する「一時払い制度」なんです。
UR賃貸住宅の「一時払い制度」はフリーランスの味方
審査に通らないフリーランスの強い味方になってくれるのが
「家賃等の一時払い制度」。
この制度の特徴は以下の通り。
- 家賃をまとめて前払い(最低1年分)することにより
- 収入・貯蓄に関する用件は問われない
ようするに
家賃を1年分前払いしてくれれば
審査不要で物件に住めるという制度です。
「家賃等の一時払い制度」の詳細に関しては
こちらの画像をご覧ください。
具体例1:家賃5万円のUR賃貸住宅に住む際の初期費用
例えば
家賃5万円の物件に住む場合に必要な初期費用はこちら。
<条件>
家賃(共益費込み):50,000円
敷金:家賃の2ヶ月分(UR賃貸住宅の敷金は家賃の2ヶ月分)
礼金:なし
仲介手数料:なし
更新料:なし
<内訳>
日割り家賃(5日分):50,000円×5日/30日=8,333円
敷金(家賃2ヶ月分):50,000円×2ヶ月=100,000円
前払い家賃(家賃12ヶ月分):50,000円×12ヶ月=600,000円
<総額>
合計:8,333円+100,000円+600,000円=708,333円
ということで概算で708,333円を用意できれば
家賃5万円の物件に住むことができることがわかります。
具体例2:家賃7.5万円のUR賃貸住宅に住む際の初期費用
例えば
家賃7.5万円の物件に住む場合に必要な初期費用はこちら。
<条件>
家賃(共益費込み):75,000円
敷金:家賃の2ヶ月分(UR賃貸住宅の敷金は家賃の2ヶ月分)
礼金:なし
仲介手数料:なし
更新料:なし
<内訳>
日割り家賃(5日分):75,000円×5日/30日=12,500円
敷金(家賃2ヶ月分):75,000円×2ヶ月=150,000円
前払い家賃(家賃12ヶ月分):75,000円×12ヶ月=900,000円
<総額>
合計:12,500円+150,000円+900,000円=1,062,500円
ということで概算で1,062,500円を用意できれば
家賃7.5万円の物件に住むことができることがわかります。
具体例3:家賃10万円のUR賃貸住宅に住む際の初期費用
最後に
家賃10万円の物件に住む場合に必要な初期費用はこちら。
<条件>
家賃(共益費込み):100,000円
敷金:家賃の2ヶ月分(UR賃貸住宅の敷金は家賃の2ヶ月分)
礼金:なし
仲介手数料:なし
更新料:なし
<内訳>
日割り家賃(5日分):100,000円×5日/30日=16,667円
敷金(家賃2ヶ月分):100,000円×2ヶ月=200,000円
前払い家賃(家賃12ヶ月分):100,000円×12ヶ月=1,200,000円
<総額>
合計:16,667円+200,000円+1,200,000円=1,416,667円
ということで概算で1,416,667円を用意できれば
家賃10万円の物件に住むことができることがわかります。
これはあくまで試算に過ぎないので
実際に必要な額は自身で見積もりをしてください。
フリーランスの場合
お部屋探しをして良い物件を見つけても
審査で通らないと時間が無駄になってしまうのが嫌ですよね。
ということで
審査に悩む人は家賃の前払い=お金の力を使えるよう
日々の仕事に励んでいきましょう。
ちなみにもう1つ別の条件として
- 貯蓄額が家賃の100倍ある
という条件がクリアできれば
こちらも審査不要で入居できます。
UR賃貸住宅でのお部屋探しのポイント
まず全体的流れに関してですが
UR賃貸住宅で引っ越しをするまでの大まかな流れは以下の通り。
- URのサイトで条件に合う物件を探す
- 空家住戸一覧から希望の部屋を選び、申込をする
- 内見をする
- 書類の提出(本申し込み)をする
- 契約をする
- 入居
ここで理解しなければならないのが
空き部屋を確保する際の決められ方です。
UR賃貸住宅ではほとんどの物件で
「抽選なしの先着順」で空き部屋が確保されていきます。
つまり、良い物件を見つけたら
「誰よりも早く申し込みを終わらせる必要がある」ということです。
URの物件は先着順!人気物件はすぐ埋まるので即申込をしよう!
この先着順で少しでも早く申込む裏ワザもあるのですが
それに関しては後日記事化しようと思います。
URでの引越しを検討する人は
自分の条件があるかどうか
まずは公式サイトでお部屋探しをしてみましょう!
\ UR賃貸住宅でお部屋探しをしてみる /
ということで
以上がURでお部屋探しをする際のポイントでした。
おわりに
私は引越しをする時
まずは住む地域=福岡に住むと決めてから物件を絞っていきました。
なぜ私が福岡を選んだのか?については
こちらの記事にまとめているので、ぜひ読んでみてください。
ちなみにですが一時払い制度で入居をすると
こんな感じで家賃を支払うことになります。
家賃を支払う日は
くれぐれも財布を落とさないように気をつけてください。
【体験談】東京から福岡へ移住。引っ越し費用・準備・手順の全記録【2020年3月】
【体験談】引越し費用を安くする方法。東京から福岡までの引越し費用はいくら?【単身/3月の引越し】