こんにちは、サトケン(@Life_Fukuoka)です。
私は2020年3月に
東京から福岡・博多(1000km以上の遠距離)へ引っ越しました。
詳しい話はこちらの記事にまとめているので
興味ある方は是非読んでみてください。
【体験談】東京から福岡へ移住。引っ越し費用・準備・手順の全記録【2020年3月】
今回はその中でも
「内見(ないけん)」について詳しく解説していきます。
私は内見の時に間取りには載っていない寸法を測っておくことで
引越し前に新しい家具・家電をスムーズに買うことができました。
ということで
内見で失敗したくない方は
ぜひこの記事を参考にしてください。
なお、私はUR賃貸住宅に引越しをしたので
その具体例も間に挟んで解説していきます。
<この記事はこんな人にオススメ>
- これから引越しor内見をする予定がある人
- 内見で失敗したくない人
- 新しい家具・家電を早めに決めたい人
- 内見でチェックすべきポイントを知りたい人
内見って何?
内見は「内部見学」の略で
不動産屋で部屋を借りる前に、実際に部屋を見にいくことを指します。
遠方からの引越しの場合、内見をしない時もありますが
できる限り、内見はした方が良いでしょう。
なぜ内見をする必要がある?
内見をする目的は
「自分が実際にその部屋に住めるか?」を判断するためです。
部屋を借りる前に内見をすべき理由は
「実際に見ないとわからないことがあるから」に尽きます。
内見をするのは不動産会社のためではなく
他の誰でもない「自分のため」なんです。
内見の前にやっておくべきことって何?
内見の前にやっておくべきことは以下の通り。
- 手持ちの家具・家電の寸法を測る
- 引越し時期を決めておく
- 自分の勤務先などの情報をメモしておく
- 連帯保証人を決めておく
- 連帯保証人の情報をメモしておく
上記を決めておくと
内見後の審査などもスムーズに行えます。
1.手持ちの家具・家電の寸法を測る
引越し先でも今使ってる家具・家電を使う場合は
事前に家具・家電の寸法を測ってメモしておきましょう。
「幅」「高さ」「奥行き」の3つを測っておけば問題ありません。
2.引越し時期を決めておく
いつまでに入居したいかを明確にしておくと
部屋を決めるときにスムーズに決めることができます。
ちなみに引越してから生活が落ち着くまでは
だいたい2週間くらいかかります。
3.自分の勤務先などの情報をメモしておく
審査の際に勤務先の住所や電話番号
勤続年数や額面年収を求められるので
あらかじめ調べておきましょう。
収入証明(源泉徴収など)が必要な場合があるので
あらかじめ準備しておくことがオススメです。
4.連帯保証人を決めておく
内見後に書く入居申込で書く必要があるので
あらかじめ決めておきましょう。
5.連帯保証人の情報をメモしておく
同じく内見後に書く入居申込で書く必要があるので
連帯保証人の氏名、生年月日、年齢、緊急連絡先
連帯保証人の勤務先の名前、住所、電話番号を調べておきましょう。
連帯保証人の収入証明(源泉徴収票など)も必要な場合があるので
あらかじめ準備しておくことがオススメです。
内見に必要な持ち物って何?
極端なことを言うと
「何も持っていかなくても内見は可能」です、、が
後から部屋の様子を思い出す時に
「あれってどうなってたっけ?」とならないように
最低限、以下の物を持っていくことをオススメします。
No. | 持ち物 | オススメ度 |
---|---|---|
1 | スマホ | ★★★★★ |
2 | 印刷した部屋の図面 | ★★★★★ |
3 | メジャー | ★★★★☆ |
4 | 筆記用具 | ★★★★☆ |
1.スマホ
スマホは以下の役割を果たします。
- カメラ(写真・動画)
- 方位磁石
- 懐中電灯
- メモ帳
オススメなのは写真だけではなく
部屋の様子を動画で残しておくことです。
日当たりの良さが気になる人は
方位磁石アプリで方角を確認し、日の当たる方角を記録しましょう。
また、部屋の電気がつかなかった場合は
懐中電灯の機能を使えば、部屋を照らして中を確認できます。
2.印刷した部屋の図面
内見した部屋の寸法や方角、コンセントの位置など
必要な情報を追記するのに適しています。
私は不動産屋のスタッフにもらった図面を使ったので
必要な人は事前に伝えておきましょう。
また、図面と異なる部分がないか
細かいところまでチェックすることも忘れないようにしましょう。
3.メジャー
冷蔵庫や洗濯機などの大型家電の設置場所はもちろん
ベッドや机や棚をおく場所の寸法も測っておきましょう。
メジャーに関しては
このコメロンのテープ幅25mm 5.5Mが使いやすくてオススメです。
伸ばしても折れ曲がることがなく
価格の割に頑丈で引越し後にも大活躍します。
【コスパ最強】オススメのメジャー(測定器)!折れにくく使い勝手が良い!【仕事・趣味・DIY】
4.筆記用具
ボールペン1本で良いので持参しましょう。
印刷した部屋の図面に記入するために必要です。
追記:靴下は履きましょう
夏場はサンダルで過ごす人もいますが
内見の時は靴下を履くようにしましょう。
素足で内見に行くと断られる可能性もあります。
内見当日の流れはどうなってる?
内見当日の流れは以下の通り。
- 不動産屋スタッフと待ち合わせ
- 部屋の希望条件の確認
- 部屋の内見
- 入居・審査申込
通常はその日に入居・審査申込まで行くので
トータルで2〜5時間くらいかかります。
不動産屋は水曜日が休みのことが多いので、あらかじめ定休日は確認しておきましょう。
1.不動産屋スタッフと待ち合わせ
内見は基本的に不動産屋スタッフに同行し
不動産屋が運転する車や電車などで移動して、現地に向かいます。
2.部屋の希望条件の確認
スタッフと合流したら
自分が希望する部屋の条件と当日内見する部屋数などを確認しましょう。
3.部屋の内見
部屋に到着したら
動画を撮影しながら部屋の内見をしましょう。
場合によっては
大家さんが部屋の内見に立ち合いをする可能性もあります。
内見時にチェックすべきポイントは
後ほど詳しく解説します。
4.入居・審査申込
内見後に住みたい物件が決まると
そこから入居・審査申込をすることになります。
基本的に入居申込は先着順なので
気に入った部屋はなるべく早めに申し込みましょう。
申込みの際には
以下のような物・情報を求められるので
あらかじめ不動産屋に確認を取り、事前に準備しておくと良いです。
<必要な物>
- 身分証明書(運転免許証、保険証、パスポートなど)
- 収入証明書(源泉徴収票など)
- 印鑑(基本は認印でOK)
<必要な情報>
- 氏名、生年月日、年齢
- 勤務先の名前、住所、電話番号、勤続年数
- ボーナスを含めた額面年収
- 連帯保証人の氏名、生年月日、年齢
- 連帯保証人の緊急連絡先
- 連帯保証人の勤務先の名前、住所、電話番号
- 連帯保証人の収入証明書(源泉徴収票など)
連帯保証人を頼める人がいない場合は
一定額の料金を支払い保証会社を利用することもあります。
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内見にかかる時間は?
部屋の広さにもよりますが
実際に部屋を見る時間は30〜75分くらいです。
1日に複数の部屋を見る場合は
移動時間やその後の契約時間なども考慮する必要があるので
余裕を持ったスケジュールで内見に望みましょう。
内見でチェックすべきポイントは?
内見でチェックすべきポイントは
大きく分けて住環境と周辺環境に分けられます。
住環境でチェックすべきポイント
住環境でチェックすべきポイントは以下の通り。
- 窓・ドアの立て付け、汚れや傷
- 匂い、遮音性・周囲の音
- 家具の搬入経路・窓の位置・間取り・収納の広さ
- ゴミ捨て場・宅配ロッカー
- 携帯電話の電波状況・コンセントの数や位置
1.窓・ドアの立て付け、汚れや傷
これらは退去時に補修費用を求められないよう
部屋の初期状態を残しておくためにも重要です。
何かしら問題があった場合は
動画でその証拠を残しておくと良いでしょう。
窓に関しては日光を遮る建物はないか?
日当たりが良好か?などを確認しておくと良いです。
2.匂い、遮音性・周囲の音
これらは快適な生活を送るために
確認しておいた方が良いポイントです。
近くに飲食店があったり、ゴミ捨て場が近いと
窓を開けた時に変な匂いがすることがあります。
特に遮音性・周囲の音は
自分の努力ではどうにもできないことがあるので
しっかりとチェックすることをオススメします。
3.家具の搬入経路・窓の位置・間取り・収納の広さ
これらは部屋のレイアウトと引越しのために
確認しておいた方が良いポイントです。
気になる箇所は
メジャーで幅、高さ、奥行きを測ってメモりましょう。
4.ゴミ捨て場・宅配ロッカー
これらは快適な暮らしを支える設備として
確認しておいた方が良いポイントです。
特にゴミ捨て場は
住んでいる人のモラルが現れる部分なので要チェック。
5.携帯電話の電波状況・コンセントの数や位置
これらはストレスのない生活を支える環境として
確認しておいた方が良いポイントです。
いまどき家で電波が入らないのは致命的なので
しっかりと確認しておきましょう。
周辺環境でチェックすべきポイント
周辺環境でチェックすべきポイントは以下の通り。
- コンビニ、スーパーは近いか
- 騒音の発生源はないか
- 交通の利便性はどうか
1.コンビニ、スーパーは近いか
これらは食を支える基盤として
確認しておいた方が良いポイントです。
普段の生活を支える店になるので
アクセスしやすいか?を確認しておきましょう。
2.騒音の発生源はないか
これらは生活の快適さを左右する要素として
確認しておいた方が良いポイントです。
部屋の遮音性と合わせて
周りの様子も確認しておきましょう。
3.交通の利便性はどうか
これらはアクセスの良さを支える要素として
確認しておいた方が良いポイントです。
部屋の図面に書いてある時間だけでなく
実際の距離感なども確認できるとベスト。
おわりに
内見は引越し先を決める上で
最も重要になるイベントの1つ。
引越し後に快適な暮らしを送るために
しっかりと見るべきところを見ておきましょう。
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